△
日程第五
大学誘致促進特別委員会中間報告
○
議長(
矢野善治君)
日程第五 大学誘致促進特別
委員会の中間
報告を議題といたします。 特別委員長の
報告を求めます。 〔三番 遠藤将弘君登壇〕
◆三番(遠藤将弘君) 大学誘致促進特別
委員会の中間
報告を申し上げます。 去る、六月二十八日文部省の野村技術参事官をはじめ六名の教員大学院大学候補地調査団が来鳴されました。この調査は、高島の侯補地がどの様な自然条件、社会条件であるか、又、施設をどの様にはりつけるか、受入れ体制はどうか等、具体的な調査であったと云う事の
報告を受けました。 文部省においては、この調査結果に基づいて、
昭和五十三年度の
予算要求を八月末に大蔵省に提出されたわけでありますが、それに先立ち七月九日、県
教育長、
市長、私とで文部省に対して陳情、更に八月三日自由民主党文教制度調査会並びに文教部会に対して陳情いたしました結果、文部省の要求原案には、創設準備費として千三百四十万円、また職員五名を配置する要求が出され
鳴門教員大学院大学が、開学に向って着々と進められていることをご
報告致しておきます。 次に大学用地の確保についてでありますが、去る九月三日の全員協
議会において理事者から
報告があったとおり、文部省より示唆があり、スクノ海の公有水面埋立てについては、国立公園区域内であり、この恵まれた自然環境を残すことが望ましいとの見解から、現在の買収用地の隣接地へ拡張するよう希望がのべられ、現在その方針で用地確保に努力しているとのことでありますが、この計画により、予定されている総取得面積は約二十五万平方メートルとなっております。またもう一つ問題となっております、徳島大学教育学部との調整でありますが、この件につきましては、県下的な立場から大学問題懇話会が種々検討されておりますが、一方、徳島大学教育学部においても徳島大学独自で再三文部省と接渉するとともに、教員大学院大学との一本化について、検討
委員会を設置し、十一月末を目途に意見の集約を図ることとしているとの
報告であります。 今後、当
委員会の取り組むべき問題といたしましては、やはり本年度が、最も重要な時期であるという認識に立って、ことに大蔵省原案が示される時点を目途に、大学誘致が早期実現するよう努力いたしたい所存であります。 以上が当
委員会の中間
報告であります。
○
議長(
矢野善治君) 小休いたします。 午後 一時 四十分 休憩 午後 一時四十一分 開議
○
議長(
矢野善治君) 再開いたします。 以上で大学誘致促進特別
委員会の中間
報告を終ります。 ──────────────────────────────────
△
日程第六
報告第十三号
昭和五十一年度徳島県
開発事業団の決算について
報告第十四号
昭和五十一年度徳島県
開発事業団の監査結果について
○
議長(
矢野善治君)
日程第六
報告第十三号、
報告第十四号の二件を一括議題といたします。
報告を求めます。 〔第二
助役 鍋島親春君登壇〕
◎第二
助役(鍋島親春君) ただ今上程なりました二件についてご
報告申し上げます。 まず
昭和五十一年度徳島県
開発事業団の決算についてでありますが、
開発事業団から
昭和五十一年度の決算書の提出がありましたので、
地方自治法第三百十二条第三項の規定によりご
報告するものであります。 決算の内容は、一般会計におきまして歳入
予算現額四百七十八万四千円に対し、収入済額は四百七十八万五千百六十四円で千百六十四円の増となっております。 また歳出では
予算現額四百七十八万四千円に対し、支出済額は四百二十二万一千四百七十六円で五十六万二千五百二十四円の不用額を生じていますので、歳入歳出差引き残額五十六万三千六百八十八円を翌年度へ繰り越しております。 次に特定事業会計でありますが、収益的収支勘定において収支
予算額十五億三千二百七十二万三千円に対し、決算額は、収入支出とも十五億三千二百九十五万六千五十円であります。 また資本的収支勘定では収入決算額八億四千二百三十九万六千二百円に対し、支出決算額は十九億九千八十一万三千二十五円となっており、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額は、当年度土地造成事業収益で補てんしております。 なお歳入歳出外現金決算においては受入額、払出額ともに五万九千四円となっております。 次に
昭和五十一年度徳島県
開発事業団監査結果の
報告でありますが、同事業団より別紙お手許へ配付のとおり
報告を受けましたので、
地方自治法第三百十五条第二項の規定によりご
報告申し上げるものであります。
○
議長(
矢野善治君) 以上で
報告を終ります。 ──────────────────────────────────
△
日程第七
報告第十五号
専決処分事項の
報告について(
工事請負契約の締結について(
藻塩橋ポンプ場ポンプ増設工事))
報告第十六号
専決処分事項の
報告について(財産の取得について)
○
議長(
矢野善治君)
報告第十五号、
報告第十六号の二件を一括議題といたします。 念のため申し上げます。 本件は
地方自治法第百七十九条第三項の規定により
議会の承認を要します。
提案理由の
説明を求めます。 〔第二
助役 鍋島親春君登壇〕
◎第二
助役(鍋島親春君) ただ今上程なりました専決事項の
報告二件について
提案理由をご
説明申し上げます。 まず
報告第十五号
工事請負契約の締結についてでありますが、
藻塩橋ポンプ場ポンプ増設工事につきましては、去る六月の
定例会において、
予算の議決をいただき鋭意その準備をすすめておりましたが、同ポンプ場のポンプを従来設置いたしております新明和工業株式会社との随意契約が適当であると考え、請負額八千六百万をもって
工事請負契約を締結したもので、台風シーズンまでに間に合わせる必要があり、急を要したため、去る六月三十日専決処分を行ったものであります。 なお、本工事につきましては、八月末に完成いたしております。 次に
報告第十六号財産の取得についてでありますが、モーターボート施設・競技等四
委員会合同調査団等よりたびたび指摘を受けておりました競艇場に隣接いたしておりますニチマグ株式会社の用地、撫養町大桑島字辷岩浜四十八の二ほか五筆公簿面積一万一千二百六十七・六六平方メートル、地籍調査による実測面積一万五千七十四・五二平方メートルの取得につきましては、協議が六億二千五百万円をもって成立いたしましたので、去る九月二十日種々の事情から専決処分をもって用地を取得することとし、同社との間に契約を締結したものであります。 以上のとおりでありますので、よろしくご審議賜わりますようお願い申し上げます。
○
議長(
矢野善治君) これより質疑に入ります。 ただ今のところ質疑の通告はありません。 質疑ありませんか。 〔「質疑なし」と呼ぶものあり〕 質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 おはかりいたします。 本案については、
会議規則第三十七条第二項の規定により、
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ご異議なしと認めます。 よって本案については、
委員会の付託を省略することに決しました。 これより
討論に入ります。 ただ今のところ
討論の通告はありません。
討論ありませんか。 〔「なし」と呼ぶものあり〕 これをもって
討論を終結いたします。 これより
報告第十五号、
報告第十六号の二件を一括採決いたします。 本案はいずれも原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ご異議なしと認めます。よって本案はいずれも原案のとおり承認されました。 ──────────────────────────────────
△
日程第八
議案第七十一号
昭和五十一年度
鳴門市
農業共済事業会計決算の
認定について
議案第七十二号
昭和五十一年度
鳴門市
モーターボート競走事業会計決算の
認定について
議案第七十三号
昭和五十一年度
鳴門市
病院事業会計決算の
認定について
議案第七十四号
昭和五十一年度
鳴門市
水道事業会計決算の
認定について
議案第七十五号
昭和五十一年度
鳴門市
運輸事業会計決算の
認定について
議案第七十六号
昭和五十二年度
鳴門市
一般会計補正予算(第二号)
議案第七十七号
昭和五十二年度
鳴門市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第一号)
議案第七十八号
昭和五十二年度
鳴門市
立岩土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)
議案第七十九号
昭和五十二年度
鳴門市
新東浜土地区画整理事業特別会計補正予算(第一号)
議案第 八十号
昭和五十二年度
鳴門市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)
議案第八十一号
昭和五十二年度
鳴門市
光熱水費等支出特別会計補正予算(第一号)
議案第八十二号
昭和五十二年度
鳴門市
農業共済事業会計補正予算(第一号)
議案第八十三号
昭和五十二年度
鳴門市
モーターボート競走事業会計補正予算(第二号)
議案第八十四号
昭和五十二年度
鳴門市
病院事業会計補正予算(第一号)
議案第八十五号
昭和五十二年度
鳴門市
水道事業会計補正予算(第一号)
議案第八十六号
昭和五十二年度
鳴門市
運輸事業会計補正予算(第二号)
議案第八十七号
鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する
条例の一部を改正する
条例 議案第八十八号
鳴門市
職員恩給条例等の一部を改正する
条例 議案第八十九号
鳴門市ねたきり
老人等に対する
医療費の助成に関する
条例の一部を改正する
条例 議案第 九十号
工事請負契約の締結について(
亀浦漁港修築工事)
議案第九十一号 水稲無事もどし金の交付について
議案第九十二号
市道路線の
認定及び変更について
○
議長(
矢野善治君)
日程第八
議案第七十一号より
議案第九十二号までの二十二
議案を一括議題といたします。
提案理由の
説明を求めます。 〔
市長 谷 光次君登壇〕
◎
市長(
谷光次君) 本日第三回
定例会を招集いたしましたところ、議員各位には公私何かとご多忙にもかかわりませず、ご出席くださいまして誠にありがとうございます。 提出
議案をご
説明する前に、去る八月二十八日から二十九日にかけて瀬戸内海播磨灘一円に赤潮の異状発生によって、養殖魚に大きな被害を受けられました方々に心からお見舞申し上げます。今後市としましても、出来るだけご援助申し上げたい所存でございますが、一日も早く再起を祈念するものであります。 それでは、
昭和五十二年度
鳴門市
一般会計補正予算第二号並びに関係
議案のご審議をお願いするに当り、
市政に対する所信の一端を申し上げ、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 皆さんがた既にご案内のように、最近の経済情勢はゆるやかな拡大基調にあり、公共事業等の施行は引き続き順調に進捗しておりますが、企業の設備投資意欲は、今一つ盛り上がりに乏しく、業種間の景況に格差がみられるようであります。他方国際収支面では、輸出の増大に伴ない黒字が続き、内需の施策が強く要望されております。 政府は、このような経済情勢を踏まえ、景気の着実な回復を図る総合的な経済施策を建て、政府の見込む名目で十三・七パーセント、実質六・七パーセントの成長を達成するとともに、物価の安定化に引き続き努めることによって、消費物価の上昇を押えたい意向であります。 このような国の経済施策に対応して、本市の補正
予算におきましても当初
予算編成と同様に、国と同一基調に立って、本市の実情に応じ、当初
予算を肉付し、更に効率を高めるよう弾力的な財政運営を行い、住民福祉の充実のための施策を推進するよう計画いたしております。 大学誘致につきましては、去る六月二十八日、文部省から野村技術参事官、島田教職員養成課長一行の現地調査団が建設予定地を視察された際に、文部省としては「公有水面及び国立公園内の山林は、自然環境保全上残すことが望ましい。大学用地は、当初確保しております塩田跡の埋立地の隣接地の拡張が理想的」との見解を示されております。ご承知のように当地域は、
鳴門町土地区画整理組合が宅地造成事業を進めておりますので、今後土地区画整理組合と十分協議し、文部省の意向を考慮しながら、用地確保をいたしたいと存じております。 徳島大学との調整でありますが、昨年来徳島県が、県下各界の代表の方々で構成する大学問題懇話会を設置され、以来再三の
会議を持ち討議を重ねております。一方徳島大学教育学部におきましても、最近の文部省の指導に基づいて徳島大学独自の大学院構想に取り組んでおり、近い将来明るい結論が出るものと確信いたしております。 また、文部省といたしましては、
昭和五十三年度の国家
予算への要求として千三百四十二万六千円の創設準備費、職員五名の配置が大蔵省へ提出されておりますので、いよいよ
昭和五十三年度は、長い間待ち望みました大学の誘致が実現に向って大きく前進いたすものと確信するものであります。 次に大
鳴門架橋についてでありますが、昨年七月着工以来、準備工事としての作業用トンネル、裸島への桟橋、アンカレッジ周辺の埋立て、作業用足場等がこの一年間にほぼ出来上がりまして、去る七月から本体工事の一部でありますアンカレッジの深礎部、ケーソン工事が始まり、今月にはいよいよ裸島多柱橋脚基礎工事に着手することとなっております。このように工事は予定どおり順調にはかどっており、今後の架橋工事の進捗と併行して、関連事業は申し上げるまでもなく、将来に備えての受入れ体制については十分考慮し、市の架橋対策に万遺憾のないよう取り組んで参りたいと考えております。 それでは、今回提案いたしました
議案は、
昭和五十二年度
鳴門市
一般会計補正予算第二号ほか二十一件でありますが、以下各
議案についてご
説明申し上げます。 まず
議案第七十六号
昭和五十二年度
鳴門市
一般会計補正予算第二号でありますが、さきにも申し述べましたように補正
予算の編成方針といたしましては、当初
予算を踏襲し、一般経費については極力抑制し、投資的経費につきましても当初
予算の調整すべき点を補ない、新しい事業については、市民生活に直結する緊急度の高いものを優先させることを軸として編成いたしました。補正額は二十五億五千九百二十二万二千円となり、補正後の総額は百五十億六千九百四十六万二千円となりました。 それでは補正の概要を歳出からご
説明申し上げます。 まず総務費では、教員大学院大学建設用地の確保についてはさきにも申し上げましたが、既に買収済のものと合せまして
鳴門市開発公社において、教員大学院大学建設用地費として一般の事業費に波及しないよう別枠の形で措置しておりますが、用地の拡張に伴う取得費を一般会計から開発公社へ貸付して、より有利に資金を運用するとともに、用地購入費を容易にしかも確実に確保できるよう措置いたしたいと考え十五億円を、また用地の地質を調査するために県から二分の一の補助を得てボーリングを行うための所要費を計上いたしました。 また
昭和五十一年度の一般会計決算の結果、三億六千七百九十万三千円の繰越金が生じましたので、
鳴門市財政調整基金の設置、管理及び処分に関する
条例の定めるところによって、その二分の一に相当する額に若干の上乗せをいたしまして一億八千五百万円を基金に積立てて、将来の財政計画に弾力性をもたせたいと考えるものであります。 民生費では、老人福祉センターが年内に完成いたしますので、開館に伴ないます設備費等を、また私立岡崎保育所の建設資金援助委託費等を計上いたします。 次に衛生費でありますが、水道事業会計へ五千万円を繰出し、当初
予算と合せ二億五千万円を繰出すこととなります。市立板東病院会計は、病院改築以来、収支のバランスが好転し、当初
予算に予定いたしておりました千五百万円の繰出しを減額したいと考え補正するものであります。当病院の運営方針については、
議会の意志を尊重しながら慎重に検討をいたしたいと考えております。 農林水産業費では、放牧場の整備事業として予定しておりました緊急粗飼料増産総合対策事業の国補事業の縮少により、また森林病虫害防除事業で、松喰い虫の航空防除事業が県営事業に移管されましたので、それ等の計費を減額補正いたしました。
耕地事業では、一般単独事業として未整備地区を整備するために所要額を補正計上いたしております。水産業振興事業の補助として、当初
予算に計上いたしました各種事業に増減がありましたのでそれぞれ補正し、漁港改修事業におきましても、亀浦漁港に対して事業量の増額が見込まれますので所要額を補正計上いたしました。 次に商工費でありますが、勤労者の住宅建設資金貸付金を計上しました。これは金融機関に預託して、共済制度の十分でない職種の方々に優先的に貸付を行い、勤労者が住宅を容易に保有することができるよう配慮いたすものであります。 土木費につきましては、道路新設改良事業及び河川改良事業は、国・県の補助事業量の増並びに市民生活に直結する一般単独事業費の所要額を、また県営土木事業費では、亀浦港の整備負担金を補正計上いたしております。都市計画の街路事業は、辷岩岡崎線の補助事業量の増加に伴う所要額及びそれ等補助事業に関連する単独事業の所要額を、また都市下水路事業におきましては、撫養西部下水路事業の増が認められましたのでその所要額を計上いたしました。 都市公園整備事業として年次計画的に推進しておりますドイツ村の公園整備につきましては、翌年の施越し分と本年度の事業量の増加額が最近承認されましたので、事業施行に必要な
予算措置を講じたものであります。 次に消防費でありますが、年次的に推進しております消防団の詰所の整備を早めたいと考え所要額を補正計上いたしました。 次に教育費でありますが、本年度当初
予算で小・中各学校の改築費を計上し、事業を施行しておりますが、年末から年始にかけて工事が完成しますので、備品等整備費を補正計上いたすものであります。市立
鳴門工業高等学校につきましては、各種スポーツの振興によって屋内体育館の利用密度が高まり、十分なスポーツ活動が難しくなりましたので卓球場を建設したいと考え、所要額を補正計上いたしました。また、対象地域に子供の小公園を設置したいと考え、用地の購入費を、
鳴門市営総合運動場については管理事務所を改築したいと考え、それぞれ所要額を補正計上いたしました。 災害復旧費につきましては、昨年の十七号台風によりますもので、それぞれの所要額を本年度当初
予算に計上しておりましたが、今回河川復旧等事業費の増額が認められましたので補正するものであります。今回の補正で、河川については八十八パーセント、農地等七十七パーセント、道路橋りょう、漁港、林道及び公共公用施設は百パーセントの復旧率となります。 次に歳入でありますが、市税につきましては一億四百六十五万四千円を追加、また国庫支出金、県支出金並びに市債については、補正の内示、決定等具体的な根拠に基づきまして、それぞれ的確に把握したものでございます。競艇事業収入の繰入れにつきましては、本年度前半の事業実績に基づき二億七千万円を追加補正計上いたしておりますが、今後の売上額の伸び率は多くを期待し難く、今後とも効率的な財政運営に努力いたしたいと考えております。 次に各特別会計並びに企業会計についてその主なものを申し上げます。 まず国民健康保険事業会計でありますが、歳入では国庫負担金の療養給付費負担金過年度の減額と前年度決算による繰越金を補正計上いたしました。歳出では、諸支出金で国庫返納金を、残額は予備費に追加計上し、補正後の総額を十八億三千三百六十二万円といたしました。 次に立岩土地区画整理事業会計でありますが、歳入では繰越金の補正と歳出では繰越金を財源として地区内区画街路の舗装工事を追加計上いたしましたのと、継続費の総額及び年割額についても変更いたしました。 次に新東浜土地区画整理事業会計でありますが、歳入では一般会計よりの繰入金を追加して、歳出では同額を事業費に追加計上いたしましたのと、継続費の総額並びに年割額を変更いたしました。 次に公設地方卸売市場事業会計でありますが、歳入では繰越金の補正と、歳出では最少限の運営経費を補正計上いたしました。 次に光熱水費等支出特別会計では、新設施設等の不足見込額を補正計上いたしました。 次に農業共済事業会計でありますが、
鳴門市農業共済
条例第三十六条の規定により交付する無事もどし金を補正計上いたしました。 次にモーターボート競走事業会計でありますが、現在の実績を検討し、当初
予算で見込んでおりました一日平均売上額二億二千五百万円を二億五千万円とし、その舟券売上の増三十九億円と受託収益の施設賃貸料等を補正計上いたしました。また支出では一般会計への繰出金二億七千万円、公営企業金融公庫納付金をはじめ、事業運営に必要な開催経費のほか、地元対策費では周辺の都市計画街路、図書館建設用地及びテニスコート整備費並びに公共施設用地費等の所要額を補正計上いたしました。 資本的支出では、スプリンクラー設備、一般スタンドの空調配管設備及び駐車場の整備費等一億四千三十五万六千円の建設改良費を補正計上いたしました。 次に病院事業会計では、さきにご
説明いたしました一般会計よりの補助金を減額補正いたしました。支出では必要最小限の経費を補正計上いたしましたので収支差引五百四十万五千円の純利益が見込まれます。 資本的支出では改築による付帯工事費と事務機器並びに医療機器等の備品購入費を補正計上いたしました。 次に水道事業会計でありますが、給水収益を一千九百六万二千円を補正計上するとともに、一般会計より営業補助金五千万円を繰入れ事業運営に万全を期すこととし、費用では給配水施設の修繕料、漏水調査委託費等を補正計上いたしましたので、収支差引百三十九万五千円の損失が見込まれています。 次に運輸事業会計でありますが、去る五月末に貸切運賃が十七・三パーセントの改定がありましたが多くは期待出来ない状況であります。収入では一般貸切収入を四百八十八万四千円増額補正いたしました。支出では車輌修繕費、運輸管理費及び一般管理費等で四百八十八万四千円を補正計上いたしましたので、引き続き収支差引三千九百八十六万三千円の損失が見込まれます。 以上が各
予算の概要であります。 次に
条例その他の
議案についてご
説明申し上げます。 まず
議案第八十七号
鳴門市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する
条例の一部を改正する
条例でありますが、現在の経済状勢に対応して去る七月二十二日
地方自治法施行令の一部改正が公布され、
議会が議決すべき契約に係る基準のうち、工事又は製造の請負の金額が引上げられましたので、本市におきましてもこの改正の趣旨にのっとり、施行令に示す基準額どおり九千万円に改正しようとするものであります。 次に
議案第八十八号
鳴門市
職員恩給条例等の一部を改正する
条例でありますが、本年四月恩給法等の一部を改正する法律が施行され、年金の計算の基礎となる仮定給料年額の引上げ、扶養加給の引上げ、停止基準額の引上げ、日赤救護員に対する規定の改正等が行われましたので、これに合せて本市の
条例を改正しようとするものであります。 次に
議案第八十九号
鳴門市ねたきり
老人等に対する
医療費の助成に関する
条例の一部改正でありますが、制度改正によって不用となった七十歳以上のねたきり老人に関する規定の削除、審査支払機関の一本化に伴う条文の整備などを行なおうとするものであります。 次に
議案第九十号
工事請負契約の締結についてでありますが、
亀浦漁港修築工事につきましては過日関係業者間で指名競争入札を行いました結果、株式会社亀井組が五千五百七十万円をもって落札いたしましたので、即日相手方との間に落札額をもって工事請負仮契約を締結いたしましたので
地方自治法第九十六条第一項第五号の規定に基づき本案を提出したもので、工事概要は八木の鼻にある亀浦漁港の防波堤を更に二十四メートル延長しようとするもので、工期は
昭和五十三年三月十日までといたしております。 次に
議案第九十一号水稲無事もどし金の交付についてでありますが
鳴門市農業共済
条例第三十六条の規定により本年度交付する無事もどし金について
議会の議決を経て支払いをしようとするものであります。 次に
議案第九十二号
市道路線の
認定及び変更についてでありますが、今回新たに
認定又は変更を予定いたしておりますのは、河川の改修、開発行為、都市計画事業等によって新設された十五路線と路線延長などによる変更三路線の計十八路線であります。 最後に
昭和五十一年度企業五会計決算についてでありますが、いずれも地方公営企業法第三十条第四項の規定により
監査委員の意見をつけて提出したものであります。 以上で
提案理由の
説明を終ります。よろしくご審議賜わりますようお願い申し上げます。 ──────────────────────────────────
△
日程第九
陳情書の処理について
○
議長(
矢野善治君)
日程第九
陳情書の処理を議題といたします。 本件については、
会議規則第百三十七条の規定によりお手許へ配布の陳情文書表のとおり、所管の常任
委員会に付託いたします。 以上をもって本日の
議事日程はすべて議了いたしました。 おはかりいたします。 議事の都合により、明十月四日より十月十日までの七日間は休会といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶものあり〕 ご異議なしと認めます。 よって明十月四日より十月十日までの七日間は休会とすることに決しました。 次回は十月十一日午後一時より再開いたします。 本日はこれをもって散会いたします。 午後 二時十四分 散会...